Friday, May 19, 2006

【映画】ナック

リタ・トゥシンハムの魅力満載!ナック

原題:The Knack... and How to Get It (1965/英)
製作総指揮:オスカー・レベンスタイン
監督:リチャード・レスター(ビートルズ映画やスーパーマンで有名)
脚本:チャールズ・ウッド(Help!の脚本)
撮影:デビッド・ワトキン
音楽:ジョン・バリー

出演:リタ・トゥシンハム
 (少女時代主演した“蜜の味”は秀作!見つけたら迷わず観るべし)
ロイ・ブルックス
マイケル・クロフォード(まぁ有名俳優だな)
ジャクリーン・ビセット(これがデビュー作)
シャーロット・ランプリング
 (マックス モン・アムール-大島渚・これがデビュー作)


ベスパやらモッズ(本当の)やら格好良かったロンドン(西部)が濃縮されている映画。写真はKnackに出演したときのジェーン・バーキン。自分の中では、リチャード・レスター代表作はこれ。1965年にはカンヌ映画祭でグランプリを受賞している。

主人公のリタ・トゥシンハムは“蜜の味”がベストだと思うが、Knackに漂うアッケラカンとした空気感は彼女が醸し出す独特のモノだろう。

独断で断言してしまうが、この映画は60年代ロンドンの風俗とリタ・トゥシンハムの空気感を味わうための映画である。どこで誰が出ているとか、オシャレな会話がどうとか…そんなもんリタ・トゥシンハムが「ふんっ」ってふて腐れた顔したら全て持っていかれちゃうのである。

現在の年を重ねた彼女も良いが、やはり少女期(蜜の味)から大人の女性へ成長していく彼女も結構魅力的なのである。

蜜の味と合わせて観ると彼女の魅力がわかって頂けると思います。
(2003/2/26 関心空間登録)

評価:★★★★☆ 4

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