Thursday, March 30, 2006

【映画】スパイキッズ シリーズ

スパイキッズ(2001)
スパイキッズ2失われた夢の島(2002)
スパイキッズ3-D:ゲームオーバー(2003)
フォー・ルームス(1995)

製作・監督・脚本:ロバート・ロドリゲス

世界中の子供達に送る子供主演のスパイ映画。

カルメン:おてんば。足くさい。
ジュニ:メカ好き。臆病者。

さえないホテル・ボーイ最悪の1日を4人の監督で綴ったオムニバス映画「フォールームス」3番目のエピソード「かわいい無法者」のキャストが原型のキッズ映画。

両作品の父親役アントニオ・バンデラスとロバート・ロドリゲスがブラシアップした。

【1作目】凄腕スパイだった両親を拉致された姉弟が救出に向かい大活躍するストーリー。テーマは思いっきり家族愛。ロドリゲスが放つキモ キャラ・スパイガジェット・カルメンとジュニの可愛さにヤラレまくり。カルメンとジュニも一作目では「フォールームス」に出てくる小憎らしさを引きずってます。

【2作目】姉弟の活躍でスパイキッズ部門が設立され立派な子供スパイになった。冒険活劇・姉弟のライバル・恋愛・自立・正義・女は強い・そして最後は家族愛とエピソード、スパイガジェット共にてんこ盛りの内容だった。カルメンとジュニの小憎たらしさはかなり抑えられ憎たらしさはライバル兄妹に。「フォールームス」の子供との共通点はジュニがグレゴリオに髪の毛を梳かして貰うシーン(バンデラスの即興らしい)と足くさいシーンだけとなった。

内容てんこ盛りなのに1作目、2作目両方とも制作費は3500万ドルと共通らしい。特に2作目は主要テーマ、主題歌をロドリゲス自身が作詞作曲、カルメンが唄っております。CGも二倍になったらしいが、押しつけがましさが無く好印象。しかしこれだけ子供が増えたらスタッフも大変だろうな。

【3作目】3なだけに3D映画・・・絵を見るとほぼ原型は留めておりません。クールでクレイジーなバーチャルリアリティゲームにカルメンがシルヴェスター・スタローン扮する悪役に陥れられるストーリーらしい。予告見るとなんとTRONチックなバイクが…うぉ〜コレは映画館で見なければ。

個人的感想としては1より2の方が子供映画としてレベルが上がった非常に珍しい作品だと思います。

追記:Spy Kids 3-D:GAME OVERはDVDを購入して観賞しました。いやぁこの頃のスタローンは良い味になって来たなぁ。1,2を好きな人にしか薦められないが「子供たちの夢(想像)をかなえる」という点において中々味のアル作品に仕上がってます。

評価:★★★★☆ 4

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